『個人的』FUJIFILM "X-Pro3"について再考
私が購入したのは4月。半年が経過した。
ただ一人の素人の意見として書いてみる。(異論は優しく伝えてね。)
X-Pro3とは何者か、
「富士フイルム独自のX-Trans CMOSセンサー(APS-C)搭載のレンジファインダー型ミラーレスカメラ」と言うこと。
Hidden LCDは話題を呼んだけど、それはその先の話で本質では無いかな、と思う。
FUJIFILMは同世代のXシリーズでは写りの優劣を基本的には付けていない。(はず。)
スチルの性能だけで言えばだいたい一緒。
細かく言うとクラシックネガとエテルナブリーチバイパスの有無がそれぞれ有りますね。
ではFUJIFILMのミラーレスカメラとは、
GFXシリーズは別として、
APS-Cセンサーサイズのカメラをフラッグシップ扱いで作っているのはFUJIFILMくらい?
そんなとこでライト層を中心に(価格的にProとT のラインはライトじゃ無い?)近年人気が高まっていると思う。特にフィルムシミュレーションを使用したJPEGは評価されている。
私もそう思っていた。(過去形なのは後述)
あと操作系がそれぞれ独立しているのも好きかな。
"X-Pro3"の優位性
大きな所は、
・見た目。(カッコいい)
・防塵防滴。(タフに扱える)
・チタン外装。(フィルムカメラの時代からチタン製のカメラは高級機で今でも人気が高い。ブラック塗装でエイジングを楽しむのも良し、デュラテクトコーティングでキレイを保つも良し、と言う訳だ。チタンが金属の特性上優れているだけでは無くメーカーがそれだけ本気で長く使われる様に作った称号だと思う。思いたい。)
あと細かく言うと、
・OVFが使える。ERFが使える。(使用頻度は低い)
・クラシックネガが使える。(流行り)
と言うか見た目がやっぱり一番かな。
そんで正直どう思う?
まず、私は”X-Pro3”が好きです。そう言う人の評価です。
1.”Hidden LCD”について
私的には『アリ』です。ただ撮影スタイルはある程度限定されると思います。細かく設定をいじるのは向きません。あの”LEICA M-D”はWBがオートのみで、そもそもRAWでしか記録出来なかったですよね?(たぶん。)
LEICAリスペクトスタイルのカメラですから、そう言う思想なんでしょう。
しかし、FUJIFILMファンとしてはフィルムシミュレーションやカスタムを適宜に変更して撮影したいですよね。それは不適です。コレを「Pro3のパラドックス」と呼びましょう。
あと先に述べましたが、富士のJPEGは好きですけど最近「やっぱRAW現像した方が良いわ。」って思ってるんでそんなにモニター確認しなくても大丈夫です。
2.外観について
基本的には好きなんですけど、一つ気になるのは背面のサブモニター。
あのデッパリ。微妙じゃない?クラシックモードも情報量少ないし使わなくない?
ライカ先輩の丸い物理ダイヤルカッコいいわー。さすがに付けたら真似し過ぎだけど、もう一工夫欲しかった。
あとちょっとデカい。気持ちちょっとね。最近のAPS-Cにしては、手ぶれ補正も無いしもう少し小さく出来なかったかな?
3.写りについて
コレはPro3に限った事では無いけど、
さっきも言ったけど、FUJIFILMのJPEGは評判いい様に感じるけど、正直どうすか?
不満とまでは言わないけど、何か絵的と言うか、立体感を感じないと言うか、艶感を感じないと言うか、好みの問題ですけどそう言うとこで最近はRAW現像までした方が良いなって思ってます。
単純に私が下手なだけってのも有りますけど、コレは色々試行錯誤しながら使って行こうと思います。
今思い付くのはこんなトコですかね。夜中に思いつきを書いているだけなので変なこと言ってるかも知れません。
あと、最近センサーダストが付いていることに気づいて今度富士フイルムサービスステーションにお世話になろうと思います。
その時はまた何か書くかも知れません。