中判フィルムカメラに興味が湧いて”FUJICA G690”買ってみたよって話
定期的に起こる中判フィルムへの憧れ
私が手にしたモノは少々シャッターに難ありでお手頃なモノでした。
レンズシャッターなら直せる気がしていたし、実際何とか直った。(少々の注油と清掃)
最悪レンズのみ他で探せば何とかなるかなって。
FUJICA G690 BL
1969年製でレンズ交換の出来るレンジファインダーカメラ。
35mm判カメラをそのまま大きくした感じで中々のバケモノサイズ。このシリーズは海外ではテキサスライカと呼ばれている様です。(テキサスってデカくてワイルドって感じ?)
ファインダーには100mmと150mmのブライトフレームが有ります。(私のレンズは標準の100mm)
他にも50mm、180mm何かあるみたいですけど取り敢えず増やす予定は無いですね。
このシリーズは後にGSWシリーズとかになるみたいですけどプラ製になって軽量化が図られて行きますが私は金属製が好みです。
集合写真カメラとして有名だった様でこのカメラもその道のプロに使われていたのでしょうか。
レンジファインダーはやっぱり扱いやすい。
中判はバケペンとかが人気でこのカメラはあんまり人気ないと思いますが個人的には良いと思うんですけど。
隣のカメラはX-Pro3
さすがに一回り以上大きい印象です。気軽に持ち歩ける感じでは有りません。
私もどのタイミングで使えば良いか良くわかってませんね。笑
1枚目は取り敢えず鏡の前で。フィルムはACROSii。
初の中判モノクロ自家現像にも挑戦しました。今度安めのフィルムまとめ買いしてみようかなって思ってます。FOMAPANとか
そんで35mmフィルムを変換するアダプターなるものを見つけたので使ってみました。
こんなパノラマも楽しいです。
ただフィルムの平面性の問題で歪むこともありますが、まぁ遊びとしては良いでしょう。
ちょっとこのパノラマ楽しくて少しハマってます。
中判フィルムでポートレートとか撮ってみたいですよね。憧れます。
そんな機会あるかな?
個人的にはまたフィルム期が来ているので少しづつ撮って行こうと思っています。
『個人的』FUJIFILM "X-Pro3"について再考
私が購入したのは4月。半年が経過した。
ただ一人の素人の意見として書いてみる。(異論は優しく伝えてね。)
X-Pro3とは何者か、
「富士フイルム独自のX-Trans CMOSセンサー(APS-C)搭載のレンジファインダー型ミラーレスカメラ」と言うこと。
Hidden LCDは話題を呼んだけど、それはその先の話で本質では無いかな、と思う。
FUJIFILMは同世代のXシリーズでは写りの優劣を基本的には付けていない。(はず。)
スチルの性能だけで言えばだいたい一緒。
細かく言うとクラシックネガとエテルナブリーチバイパスの有無がそれぞれ有りますね。
ではFUJIFILMのミラーレスカメラとは、
GFXシリーズは別として、
APS-Cセンサーサイズのカメラをフラッグシップ扱いで作っているのはFUJIFILMくらい?
そんなとこでライト層を中心に(価格的にProとT のラインはライトじゃ無い?)近年人気が高まっていると思う。特にフィルムシミュレーションを使用したJPEGは評価されている。
私もそう思っていた。(過去形なのは後述)
あと操作系がそれぞれ独立しているのも好きかな。
"X-Pro3"の優位性
大きな所は、
・見た目。(カッコいい)
・防塵防滴。(タフに扱える)
・チタン外装。(フィルムカメラの時代からチタン製のカメラは高級機で今でも人気が高い。ブラック塗装でエイジングを楽しむのも良し、デュラテクトコーティングでキレイを保つも良し、と言う訳だ。チタンが金属の特性上優れているだけでは無くメーカーがそれだけ本気で長く使われる様に作った称号だと思う。思いたい。)
あと細かく言うと、
・OVFが使える。ERFが使える。(使用頻度は低い)
・クラシックネガが使える。(流行り)
と言うか見た目がやっぱり一番かな。
そんで正直どう思う?
まず、私は”X-Pro3”が好きです。そう言う人の評価です。
1.”Hidden LCD”について
私的には『アリ』です。ただ撮影スタイルはある程度限定されると思います。細かく設定をいじるのは向きません。あの”LEICA M-D”はWBがオートのみで、そもそもRAWでしか記録出来なかったですよね?(たぶん。)
LEICAリスペクトスタイルのカメラですから、そう言う思想なんでしょう。
しかし、FUJIFILMファンとしてはフィルムシミュレーションやカスタムを適宜に変更して撮影したいですよね。それは不適です。コレを「Pro3のパラドックス」と呼びましょう。
あと先に述べましたが、富士のJPEGは好きですけど最近「やっぱRAW現像した方が良いわ。」って思ってるんでそんなにモニター確認しなくても大丈夫です。
2.外観について
基本的には好きなんですけど、一つ気になるのは背面のサブモニター。
あのデッパリ。微妙じゃない?クラシックモードも情報量少ないし使わなくない?
ライカ先輩の丸い物理ダイヤルカッコいいわー。さすがに付けたら真似し過ぎだけど、もう一工夫欲しかった。
あとちょっとデカい。気持ちちょっとね。最近のAPS-Cにしては、手ぶれ補正も無いしもう少し小さく出来なかったかな?
3.写りについて
コレはPro3に限った事では無いけど、
さっきも言ったけど、FUJIFILMのJPEGは評判いい様に感じるけど、正直どうすか?
不満とまでは言わないけど、何か絵的と言うか、立体感を感じないと言うか、艶感を感じないと言うか、好みの問題ですけどそう言うとこで最近はRAW現像までした方が良いなって思ってます。
単純に私が下手なだけってのも有りますけど、コレは色々試行錯誤しながら使って行こうと思います。
今思い付くのはこんなトコですかね。夜中に思いつきを書いているだけなので変なこと言ってるかも知れません。
あと、最近センサーダストが付いていることに気づいて今度富士フイルムサービスステーションにお世話になろうと思います。
その時はまた何か書くかも知れません。
オールドレンズが気になって、”Jupiter-3”,”Jupiter-8”
定期的にAFレンズが気になったりMFレンズを使いたくなったりしません?
そんで最近MFレンズが気になってオールドレンズを探す訳です。
一眼レフマウントのモノはアダプターの厚みが出るのでレンジファインダーのレンズを探したんですけど、そしたら初めに”Jupiter-8 50mm F2”が出て来ますよね。
とりあえず買ってみたんですけど、”Jupiter-3 50mm F1.5”も気になって来てそっちも買ってしまうって言う、、しょうがないですね。
並べてみます。サイズ感はだいたい一緒。
左側がJupiter-3、私が手にしたモノは黒鏡胴、85年製(あんまりオールドじゃ無い)。
2万円くらいで購入しました。
一度 "lomography" が復刻販売もした事がある様です。
右側がJupiter-8、シルバーの鏡胴は70年代以前のモノらしいですが私のは62年製。
五千円と少しで購入しました。
どちらも「Carl Zeiss Sonnar」のコピーレンズみたいですね。
ところで何でドイツの物づくりってこんなに凄いの?
私の所有している”X-Pro3”に付けてみます。
コンパクトで良い感じ。
ザックリ比較してみます。
ザックリですよ。古いレンズは個体差も大きいと思うので。
お互いを取り比べてもらいましょう。
開放、最短撮影距離で。先ほど2本を並べた写真と比べると発色は良く無いですね。
絞った感じどうです?個人的にはオールドレンズは開放付近の方がクセが強く出るので好きですね。
正直、F1.5でもF2.0でも良く分かんないです。
絞ってスッキリ。あと色味が微妙に違います。
WBはどちらも5500K。8は暖色、3は寒色。おもしろきかな。
最後に最近それぞれで撮った写真で。
※RAW現像してます。
オールドレンズ一期一会。
Capture One "Beyond Film Style" を試してみる
Capture One "Beyond Film Style"
一応説明すると、”スタイル”とはプリセット的なモノで1クリックでプロフェッショナルな写真が制作できるらしい。(キャプチャーワン公式より)
その中でも”Beyond Film”はFUJIFILMとKodakののインスピレーションを受けたスタイルだ。(有償)
気になって購入したので試してみたい。(ちなみにRAW現像初心者です)
撮影したカメラはX-Pro3です。RAWで撮影しました。
上がスタイル適用前です。下が適用後。
基本的に”K”から始まるモノはKodak、”F”から始まるモノはFUJIFILMだと思います。
Kodakのスタイルは暖色で鮮やか、FUJIFILMは寒色であっさり系の印象です。
又、フィルム粒子を再現するスタイルも別にセットで付属しています。(キャプチャーワンには元々デフォルトでもフィルム粒子のスタイルがいっぱいあるけどね)
コレは、”Harsh-II”。
FUJIFILMのカメラで言うグレインエフェクトですね。
以下は適用前後です。
正直結構変化が分かりづらいモノも有ります。よく言えば自然な変化量です。
”K100”コイツは結構個性的です。気に入りました。
色々試して行きたいと思います。
2020年夏とX-Pro3で撮った日常圏内
今年はあまり遠出は出来なかったので生活圏内で撮った身近な写真まとめ
”FUJIFILM”フィルム好きのクラシックネガカスタム
”X-Pro3”と最近
歩って撮る
少しずつ外に出れる様になったのでカメラを持ち出せて嬉しいこの頃。
出来れば撮って出しだけで使いたいなぁ、と思いつつ”X RAW STUDIO”を起動しながら色々試しながらそれも楽しみの一つです。
撮って出し欲と現像楽しみたい欲は交互にきます。
それとは別に違うレンズを試したい欲もあります。
最初は”NOKTON 40mm f1.4”を主に使用していましたが、マウントアダプターを介さずにレンズを使用したいなんて思って、七工匠の25mmを買ってみたり、
AFレンズが欲しくなってNOKTONを手放して”XF35mm F2”を買ってみたり、
紆余曲折。
ただXF35mmを気に入ってるのでしばらくは落ち着きそうです。
機材で写真が大きく変わる事はありませんが、いつも妄想を繰り返すのも趣味の一つです。
最近の記録
久しぶりにコストコなんかへ買い物しに行ったり。人手が増えて来ましたね。
散歩しながら記録写真を続けて行こうかと思います。